筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 情報サイト

病気の分類の話

(更新日 2017-07-09)

日本の厚生労働省では神経・筋疾患としてこの病気の研究をすすめています。

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WHOの国際疾病分類(ICD)においてICD-9という分類方法では慢性疲労症候群は「症状・所見・不明瞭な体調」と記載されていました。
2015 ICD-9-CM Diagnosis Code 780.71

その後に作られたICD-10という分類方法では、明らかにウイルス感染の直後に発症したケース、すなわち「ウイルス感染後疲労症候群」については「神経系-その他-脳の障害」に分類・記載されています。しかし慢性疲労症候群については記されていない状態になっています。
ICD-10 Version:2015

ただし2015年2月に米国医学研究所(IOM)が行った発表において、この病気は真に身体の疾患であり、病名を「全身性労作不耐症systemic exertion intolerance disease (SEID)」に変更し、ICD-10に病名追加するように提案がありました。

そして2018年改訂予定のICD-11 Beta Draftでは今のところ「神経系のその他の障害」に記載されています!(ICD11はまだBeta Draftのため変更となる可能性はあります)
ICD11 Beta Draft 8C89 Postviral fatigue syndrome

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慢性疲労症候群はこれまで疾患としての地位が不安定でしたが、専門家による認識は確実に前進しています。

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