筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 情報サイト

参考-米国医学研究所(IOM)提唱の診断基準(2015)

2015年2月に米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM)から提案された診断基準です。この診断基準はまだ本格的な実運用には至っていませんが今後、米国をはじめ各国の診断基準に採用される可能性があります。(米国における現在の診断基準は「米国における診断基準」をご確認ください)

なおこの発表の際に、この病気の名前を「全身労作不耐症systemic exertion intolerance disease (SEID)」に変更することも、合わせて提案されています。

IOM提唱の診断基準(2015)

次の3つの症状を満たす事
1発症前の職業や学業、社会的、個人的な活動レベルと比べて、著しく機能低下したり機能障害があり、それが6カ月以上続き、疲労感を伴っている。その程度はしばしば深刻で、新しく表れた、あるいは明らかに発症という状態であり、今過度の労作を行ったからではなく、また休息しても症状がおさまらない。
2労作後倦怠感*
3睡眠をとっても回復しない
さらに次の2つの症状のうち、少なくとも1つを満たす事
4認知機能の障害
5起立不耐性
*症状の頻度や酷さを評価する。筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(全身労作不耐症)では、これらの症状が、少なくとも半分以上の時間に中等度、高度、重度の酷さであることを確認する。

(補足)さらなる症状

ME/CFSに関して確認されている他の徴候
1痛み(頭痛、関節痛、筋肉痛を含む)
2免疫機能障害
3感染
頻度はそれほどではないが、この病気の診断を支持する症状
1胃腸機能障害
2泌尿器機能障害
3喉の痛み
4リンパの腫れ
5刺激に過敏(例:食べ物、薬品、化学物質)

<参考>Beyond Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome: Redefining an Illness

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