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行政の対応・厚労省の調査

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厚生労働省「慢性疲労症候群の日常生活困難度調査事業」(H26)の結果

厚生労働省が2014年10月-11月頃に慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査を行いました。
以下は厚生労働省からリリースされている調査結果です。

■ 「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査結果」報告概要

事業実施報告書 慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業

結果概要

患者概要

・対象者数:251名
・性別 男性56名 女性195名(男女比22:78)
・平均発症年齢 30(6-77)歳
・罹患期間 5(0-24)年
・重症30.2%、中等度35.1%、軽症31.5%
(重症:PS値8,9、中等度:PS値6,7、軽症:PS値0-5)

発症に関する調査結果

◆発症時状況(227名中)
・急性発症(原因と考えられる事象から7日以内) 105名、平均PS値:6.0
・徐々に発症 122名、平均PS値:5.6

◆考えられる発症要因(227名中/上位4項目)
・感染症 78名(34.4%)
・発熱 68名(30.0%)
・過労、ストレス、環境変化、人間関係 58名(25.6%)
・思い当たらない 51名(22.5%)

◆発症時の症状(250名中/回答が80%を超えている項目)
・肉体的精神的疲労 92.0%
・疲労回復しない睡眠障害 90.4%
・回復に24h以上かかり悪化傾向 89.6%
・一時的に動けない疲労 89.2%
・リンパ節の痛み 83.6%
・集中力低下 80.4%

症状に関する調査結果

◆6ヶ月以上継続している症状(上位5項目)
・肉体的精神的疲労 88.8%
・疲労回復しない睡眠障害 88.0%
・回復に24h以上かかり悪化傾向 86.3%
・体温調節障害 79.9%
・広範囲な筋肉等の痛み 78.7%

◆家事の後に寝たきりになる割合
・重症 95.9%
・中等度 73.6%
・軽症 44.6%

◆通院の後に寝込む割合
・重症 95.7%
・中等度 79.1%
・軽症 58.0%

◆歩行能
・重症: 0m→15.3%、1-10m→27.8%、10-100m→31.9%、100-1000m→25%、1000m以上→0%
・中等度: 0m→6.0%、1-10m→4.8%、10-100m→14.5%、100-1000m→50.6%、1000m以上→24.1%

◆症状を悪化させる原因(複数回答可)(上位5項目)
・無理せざるを得ない 72.3%
・気圧季節の変化 55.2%
・ストレス 51.1%
・休養できない 49.8%
・睡眠障害 46.2%

闘病を取り巻く環境の困難さに関する調査結果

◆一番困っていること(上位5項目)
・症状が耐え難い 63.7%
・専門医がいない 49.7%
・社会的孤立 46.3%
・経済的 45.6%
・病気への無理解44.6%

この結果を踏まえて、バイオマーカーや治療方法に関する研究体制の強化、診察できる医療機関の増強など、闘病をとりまく環境が改善することを切に願います。

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(更新日 2021-05-09)

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