筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 情報サイト

抗gAChR抗体検査について

更新日2017-09-08

CFS患者さんで抗gAChR抗体検査を希望される方へのご案内です。
2016年度より熊本大学神経内科の中根先生がCFS研究に携わって下さっています。
熊本大学で抗gAChR抗体測定が行われており、他の医療機関から血清を送付して検査することが可能です。希望される方は以下のご注意事項をご確認ください。

■はじめに

抗gAChR抗体は自律神経障害を引き起こし、以下のような症状が現れることが報告されています。

・起立性低血圧による立ちくらみや動悸・失神
・体位性起立性頻脈(POTS)
・ドライマウス/ドライアイ
・瞳孔異常(二重に見える、見えにくい、まぶしいetc)
・発汗の障害や暑がり
・排尿障害
・便秘や下痢などの腸管運動障害
・性機能障害
・ギラン・バレー症候群様後の上記のような自律神経障害
(これ以外にも多彩な症状が見られることが報告されています)

抗体陽性の場合は免疫治療(血液浄化療法、IVIG、ステロイドパルスetc)が有効の場合があると報告されています。

■すすめ方

方法1.主治医の先生に相談してご対応いただく

方法2.主治医の先生が対応が難しい場合は、神経内科で設備がある病院を受診する

●患者さんの体調をよく知る主治医に対応いただくことが望ましいですが、難しい場合はできるだけ検査体制が整っている神経内科に相談することをおすすめします。

●どこに行けばいいかわからない場合は私が受診した都立神経病院をご検討ください。なお都立神経病院は入院専門病院で、外来は隣の多摩総合医療センターです。受診をご検討の方はスムーズに受診できるようにご案内しますので「お問い合わせ」(or twitterのDM)からご相談ください。

(外来診療で疑いがあった場合には、検査入院して画像検査、電気生理学的検査、ヘッドアップチルト検査、一般的な血液検査などを行いながら、抗体検査も行うという流れになると思います。)

●都立神経病院から遠方の患者さんは各地域にある神経内科領域に詳しい病院の受診をご検討ください。

ご注意事項

■ 医療機関を受診する際に熊本大学の抗gAChR抗体測定のページを印刷して、受診時に持参することをおすすめします。

■ 検査機関(熊本大学大学院神経内科)へのお問い合わせは必ず医師から行っていただくようにお願いします。
(医師が診療情報などの必要書類も作成して送付しなければならないため、必ず医師からお問い合わせいただいて下さい。)

■ 本検査はできるだけ単独で行わず、血液検査・尿検査・神経学的検査・その他診察所見などから総合的に評価することが望ましいです。患者様、医療関係者様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

■ 測定は少々時間がかかるので結果報告は数カ月後になると思います。

■その他

抗gAChR抗体検査は研究費で行われるため患者さんの費用負担はありません。しかしそれ以外の検査や治療を行う分は通常通りに費用がかかります。

■関連ページ

・慢性疲労症候群の正体(私の場合)

・専門医をさがす

PAGETOP
Copyright © ME/CFS-info All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.